クリスチャンの数は日本では人口の約1%程度しかいないので、あまりなじみがないキリスト教式の葬儀ですが、しかし全くいないわけではありませんので、キリスト教式の葬儀に参列する機会があるかもしれません。初めての場合は迷ってしまうことも多いので、予め基本的なことを知っておくと良いでしょう。
まず葬儀が行われる場所ですが、教会を使う場合もあれば、斎場を利用する場合もあります。司式は牧師や神父が行うことになります。式の流れは宗派によって多少違う部分もありますが、基本的には讃美歌を歌ったり、お祈りがあったり、説教を聞いたりなど通常の礼拝形式と同じ流れとなっています。
参列者はただ座って、流れに身を任せれば良いので特に難しいことはありません。お説教はわかりやすく、賛美歌もどこかで聞いたことがあるようなメロディのものが選ばれることが多いようです。仏式などと異なるのは、最初に受付で香典ではなくお花料を渡すので注意しましょう。
額は香典の場合と同じで大丈夫です。また最後の焼香の場面です。キリスト教式の葬儀では焼香はなく、その代わりに献花が行われます。一人ひとり棺の前に出て、用意されたテーブルの上に献花を行っていきます。花はその場で手渡されるので準備していく必要はありません。
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