葬儀に親族として参列する際のマナー

2018年03月25日
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長い人生の間では葬儀に参列することは何度かありますが、故人の親族として葬儀に参列することはそう頻繁にあることではないのではないでしょうか。しかし身内ということもあり、マナーには十分気をつけなくてはなりません。

葬儀での親族マナーとしてまず気をつけておかなくてはならないのは、身だしなみです。親族は正式な喪服を通夜と葬儀を通して着用するようにしましょう。男性は、略礼装のブラックスーツを身に付けることが一般的で、女性は通夜の席では洋装で、葬儀では和装か洋装の喪服を身に付けることが一般的です。

男女どちらも喪服は喪主よりも格式が高いものにはならないように気をつけておきましょう。親族となれば、親族代表としての挨拶をお願いされることもあります。一般的な会葬者よりも身だしなみや話し方などの振る舞いには気をつけるようにしておくべきです。

親族として出席すると、滅多に会うことのなかった親戚や故人の知り合いで自分とは関わりがない人とも会うことになりますが、その際には挨拶をして参列してもらったことへの感謝の気持ちを伝えることも忘れてはなりません。

身内という立場であることを頭に置いておくようにしましょう。初めて会う人やなかなか合わない人たちと会話を交わすのは、共通の話題が少なくて大変というケースは珍しくはありませんが、葬儀では大きな声で挨拶をしたり話すことはマナー違反となるので、無駄に話をしようとする必要はありません。